室内ドッグラン(犬と暮らす家)

パピーも生後半年になってくると、成犬に近い体つきになり元気いっぱいに走り回ります。

赤ちゃん犬の時はフローリングにガラスコーティングを施すことで、ある程度は滑止め効果が期待できたのですが、

日本テリアのように足が速い犬は脚力がついてくるとどうしてもスリップし始めてきました。

スリップを繰り返していると、関節を痛めるだけではなく、転倒時に怪我をしてしまう心配もあるので、フローリングの一部にカーペットタイルを敷き詰めることにしました。

 

 

手狭な住宅事情もあり限られた場所での施工になりましたが、約7mのドッグランが完成しました。

クレート内の敷き物にも使っているカーペットタイル(ファブリックフロア/東リ)は貼り付ける手間も必要ありませんので、ただ置くだけでズレたりしませんので、安心して走ることのできる床材です。

愛犬:かむいにとってグリップ感がほどよいのか、とてもお気に入りのようで全力で行ったり来たりを繰り返しています。

マンションなので規約で定められた防音性能を有する床にしていますが、カーペットタイルにすることで下階へ伝わる音の問題もさらに軽減します。

 

もし、粗相した際にもその部分だけを外して洗えるので、予備として数枚ほどストックもしています。

 

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テレワーク対応のリノベーション@前田敦

著者情報

前田 敦 / atsushi-maeda

前田 敦 / atsushi-maeda

犬と猫と快適に暮らせる社会の実現を目指して、ペット共生住宅に特化した設計活動を行っている建築家
設計作品の中でも特に注目すべきは、ペットがストレスなく自由に走り回れることを重視して設計した「スロープの家」シリーズです。これまでの住宅設計にはない新しい発想から生まれたもので、独創的なコンセプトと緻密な設計が注目を浴び、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞といったさまざまなメディアで紹介されています。

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