コロナ禍で激変したライフスタイルに対応した家づくり:趣味や交流を楽しむ家(ウイズコロナ、アフターコロナ)

コロナ完成拡大に伴う生活スタイルの激変は、住居の構成に大きく影響を及ぼしています。
趣味と交流を楽しむ家

以前は、就業は外に出かけ、家には労働力の再生産のために夜遅く帰宅し、朝早く出かけるといったライフスタイルが日本のビジネスマンの定番となっていましたが、

今では、テレワークの普及により在宅時間が増えたことで、家でも住まい方が見直されてきました。

代表的なものが、テレワークのためのスペースを住戸内に確保したり、離れの小屋を庭に設置したりというケースも見られます。

 

今回の計画では、1階部分を趣味と交流の場、2階部分を日常生活の場として構成しています。

テレワークのための書斎はもちろん、ご主人の趣味である音楽のために音楽室を、奥様の趣味である花道のための畳の間(来客宿泊可能)

そして、お二人の趣味であるホームパティはコロナ感染の終息後の楽しみのために用意されています。

これからの家づくりには「ウイズコロナ」、「アフターコロナ」での生活環境の変化に自分たちのライフスタイルをどのように構築していくか?が家づくりのテーマになってきたでしょう。

音楽室はホームパーティの時にステージにもなるように、防音性は劣りますが、フルオープンにすることができます。
また、機構の良い時には、テラスや庭に面した大開口の冊子を開けると、室内外が連続した広がりのある空間になります。ある人はラウンジで、ある人は庭やテラスで
そして、ステージでイベントが行われた際には、一同が集えるといった自由な使い方ができる空間がホームパーティには求められているようです。

広い玄関ホールには消毒用にスプレイ置き場も用意され、そこに隣接した収納量の多いシューズインクローゼットがあることで玄関をすっきりとした空間として維持することができます。

特徴的な3つの斜めの壁は、正面の建物からの視線を避けると同時に、眺望の良い方向へのビューを確保するための装置でもある構造体です。

建築そのものが背の高いゲートとなっており、それを潜ってポーチ、そして玄関へと誘われるように配置しています。

 

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著者情報

前田 敦 / atsushi-maeda

前田 敦 / atsushi-maeda

犬と猫と快適に暮らせる社会の実現を目指して、ペット共生住宅に特化した設計活動を行っている建築家
設計作品の中でも特に注目すべきは、ペットがストレスなく自由に走り回れることを重視して設計した「スロープの家」シリーズです。これまでの住宅設計にはない新しい発想から生まれたもので、独創的なコンセプトと緻密な設計が注目を浴び、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞といったさまざまなメディアで紹介されています。

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