中庭のある家(隣家とコラボレーション)

新しい分譲地で同時にお隣さんと計画を進めるケースや、兄弟姉妹等で敷地分割したケースでは、お隣さんと一緒に計画することがあります。

通常は隣地境界線に塀を設けて、お互いの土地を区切るケースが多いのですが
その部分をむしろ共用空間として積極的に活用することで、住環境の向上が図れます。

この計画では、隣地境界エリアに陽だまりコートや植栽を施した風の道を共用空間として設けることで
双方の住居に良好な環境を提供しています。

同一の設計事務所で行うのが望ましいですが、別々の設計事務所でもコラボレーションが可能なので、住環境の向上をお考えの方には特にお勧めです。

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中庭のある家

著者情報

前田 敦 / atsushi-maeda

前田 敦 / atsushi-maeda

犬と猫と快適に暮らせる社会の実現を目指して、ペット共生住宅に特化した設計活動を行っている建築家
設計作品の中でも特に注目すべきは、ペットがストレスなく自由に走り回れることを重視して設計した「スロープの家」シリーズです。これまでの住宅設計にはない新しい発想から生まれたもので、独創的なコンセプトと緻密な設計が注目を浴び、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞といったさまざまなメディアで紹介されています。

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前田 敦の専門性について

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